【プレミア12】侍J山口俊、初回無失点の立ち上がり 2球でピンチも、フォーク決まり窮地脱する

侍ジャパンの巨人・山口俊【写真:Getty Images】

無死一、二塁からフォークで2者連続三振を奪うなど、窮地を脱する

■日本 – ベネズエラ(プレミア12・5日・台湾)

 野球日本代表「侍ジャパン」は5日、台湾・桃園市の桃園国際野球場で「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)オープニングラウンドB組初戦ベネズエラ戦に臨んだ。先発の山口俊投手は初回、いきなり無死一、二塁のピンチを招きながら、なんとか無失点で切り抜けた。

 たった2球でピンチを背負った。先頭のカスティーヨに初球の真っ直ぐを右前へ弾き返され、ケアレクートにも初球を左前安打。いずれも初球を弾き返されて、無死一、二塁のピンチを背負った。

 3番のカストロに対しても3球連続ボールとなったが、フルカウントまで持ち込み、最後はフォークで空振り三振。4番のフエンマヨールもフォークで空振り三振に斬り、2者連続三振とした。最後はゴドイを二ゴロに打ち取って窮地を脱した。

 10月31日に沖縄・那覇市内で行われたカナダとの強化試合で2回6失点と炎上した山口。この時は武器のフォークが決まらずに苦しんだものの、この日はそのフォークが低めのいいゾーンに決まっている。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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