JAF日本自動車連盟は11月6日、ホームページ上で2020年の全日本レース選手権に関するカレンダーを掲載した。このなかでは全日本スーパーフォーミュラ選手権、および全日本F3選手権から規定・名称が変更される全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権のカレンダーも掲載されている。
2020年から、FIA国際自動車連盟のジュニアフォーミュラ再編にともなう流れのなかで、新たにヘイローを装着するなど、最新の安全基準に合わせたダラーラ320を投入。名称もスーパーフォーミュラ・ライツに変更される。エンジンについては現行F3と同様のマルチメイクを継続。さらにコストを削減し、現在の全日本F3選手権参戦台数よりも多いエントラントを狙っている。
コスト削減策のひとつとして挙げられていたカレンダー日程については、9月下旬の開催概要発表時には明かされていなかったが、6大会の日程が明らかにされた。全戦がスーパーフォーミュラとの併催となっており、割り振りは明らかにされていないものの、6大会16レース開催される。
なお、今季までは8大会20レースで開催されていたが、レースが減ることでマイレージが減ってしまうことを防ぐため、専有走行の時間を増やし、育成に役立つカテゴリーとしての存在を維持することを狙っている。
2020年の参戦チーム/ドライバーは明らかにされていないが、参戦ドライバーにとってはスーパーフォーミュラと全戦が併催されることで、自らの走りをアピールすることができそうだ。
2020年 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権カレンダー
Round Date Circuit
1 4月3〜5日 鈴鹿サーキット
2 4月17〜19日 富士スピードウェイ
3 5月15〜17日 オートポリス
4 6月19〜21日 スポーツランドSUGO
5 8月28〜30日 ツインリンクもてぎ
6 9月25〜27日 岡山国際サーキット