2019年にはRFIDタグ売上が201億になるとIDTechEx Researchが予測

2019年にはRFIDタグ売上が201億になるとIDTechEx Researchが予測

AsiaNet 81477 (2200)

【ボストン2019年11月5日PR Newswire=共同通信JBN】アナリストのIDTechExによるRFID業界のグローバルアニュアルサーベイRFID Forecasts, Players and Opportunities 2019-2029によると、2019年に販売されたパッシブRFIDタグの数は2018年よりも13%増加することがわかった。これには、使用される3つの主要周波数(RAIN、HF、LF)におけるパッシブRFIDタグも含まれる。これら3つの周波数の中で、RAIN RFIDは2018年から2019年にかけ、HF RFID(NFCを含む)の5%、LFの2%と比較して、20%増と最も増加する。

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2018年から2019年のRAIN RFIDの収益成長率は15%で、2019年のRAINタグの総市場価値は9億5300万ドルに達するとみられている。HF(NFCを含む)の2019年のタグ収益は38億4200万ドルで、これには非接触決済やトランジットカードなどのデバイスのようなノンラベルが含まれる。

全体として、IDTechExは、タグ、リーダー、ソフトウエア、サービスを含むRFID業界が2019年には116億ドルとなり、2024年には152億ドルになるとみている。

IDTechExの予測によると、RAIN RFIDタグは2019年の売上が150億から2024年には412億に増加する(これはタグの数である。より多くの数のRAIN ICが2019年には発売される)。主なアプリケーションには、タグ付きアパレル、航空手荷物に加え、さまざまな業界全体で確立され信頼されるアセットトラッキング技術の恩恵を受ける多数の企業のロングテールが含まれる。

2019年で注目すべきいくつかのトレンドには、より小型のRAIN ICの利用が可能になること(より多くのICがシリコンウエハーに取り付けられ、ICあたりのコストを軽減)、これらのより小型のICを確実に取り扱うことができるIC装着装置、2重周波数タグおよびセキュリティーオプションの向上、などが含まれる。

決済向けのNFCは拡大を続けるが、決済以外のNFCは拡大するものの、高容量のNFCを必要とするビジネスケースは今後も不透明であり2018年から2019年には一桁の伸びになる。

しかしながら、2019年のHF RFIDは、「クロースループ」アプリケーションに的を絞ったシリコンICを使用しないフレキシブルICに対して数百万に上る初の大量発注があった。

IDTechEx Researchは20年間にわたりRFID市場を分析してきた。この包括的なリポートは、パッシブRFID、バッテリーアシスト・パッシブ、アクティブRFID、チップレスRFIDをカバーする全体像を提供する。このリポートは比類のない深くかつ詳細な予測を提供する。RFID Forecasts, Players and Opportunities 2019-2029に関する詳細は、ウェブサイトwww.IDTechEx.com/RFID を参照。

このリポートの執筆者のラグー・ダス氏、その他の業界専門家とコネクトするには、カリフォルニア州サンタクララで11月20日から21日まで開催されるIDTechEx Show! USA 2019に、ウェブサイトwww.IDTechEx.com/USA から参加登録を。

▽報道関係問い合わせ先
Jessica Abineri
Marketing Assistant
press@IDTechEx.com
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ソース:IDTechEx