UEFAチャンピオンズリーグ第4節、レアル・マドリーはガラタサライを相手に6-0で完勝した。この試合で18歳ロドリゴが3得点1アシストと大活躍した。しかしロドリゴの成長が、「とある問題」を巻き起こすことになるかもしれない。
「五輪」か「マドリー」か
来年夏に行われる東京五輪。その出場権をかけた南米予選が来年1月15日〜2月2日まで行われるが、ロドリゴは当初この予選をブラジル代表で3週間〜4週間過ごす予定だったはずだ。しかし、レアル加入後18歳FWは、公式戦6試合で5得点をマークしている。
この活躍によってジネディーヌ・ジダン監督も必要な戦力とみなし、南米予選の為に1ヶ月近くチームを離れるのは避けたいだろう。もしこの期間離脱となると、最低でもリーグ戦3試合は出られない。しかもマドリードダービーも出られなくなるのだ。
この悩みの種を産んだのは、レアルBでプレーするはずだった同選手が、早くも「トップチームの必要な戦力」に登り詰めたからだ。
来年夏は「五輪」か「コパアメリカ」か
五輪出場をかかる南米予選の五輪出場枠はわずか2つであり、ブラジル代表はロドリゴを呼びたいだろう。彼が下す決断に注目したい。
また来年夏は東京五輪に加えて、コパアメリカ(南米選手権)も開催される。彼がどの大会で活躍する場面が観られるのかにも注目だ。