本田も継承!背番号「33」で思い浮かぶ10名のサッカー選手

ここ数日、スポーツニュースを賑わせた「33番」。

フィテッセに移籍した本田圭佑の背番号が「33」に決まり、野球界では「33」を付ける広島カープの菊池涼介がポスティングシステムでのメジャー入りを表明した。

サッカー界における「33番」は大きな数字であるためちょっと珍しいが、今回はそんな番号を背負って有名になった選手たちを取り上げてみよう。

マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)

21世紀以降のドイツを代表する大型ストライカーは、シュトゥットガルトでの2シーズン目以降、バイエルン、フィオレンティーナ、ベシクタシュ、ヴォルフスブルクと13シーズン半に渡って33番を背負った。

まさにサッカー界きっての「33番の顔」であるが、2017-18途中にシュトゥットガルトへ復帰して以降は27番を付けている。

チアゴ・シウヴァ(PSG)

35歳になった現在もブラジル代表とPSGのDFリーダーを務めるチアゴ・シウヴァ。彼は主に2番か3番を着用してきたが、世界的な選手に成長したミラン時代の番号が33だ。

ちなみにこの番号を選んだのは、同クラブのバンディエラであるパオロ・マルディーニに憧れていたからである(マルディーニの3番は永久欠番ではないが現在まで使用されていない)。

宇佐美 貴史(ガンバ大阪)

宇佐美にとっての33番はG大阪でプロデビューした際の番号であり、ホッフェンハイム、F・デュッセルドルフ、そして今夏復帰したガンバで背負っている。

その理由は「ウサミの“ミ”だし、住所とか大事な日にも3が付くことが多い」「ドイツで公式戦初ゴールを挙げたときも89分33秒。ぴったり33秒やったんですよ」とのこと。

ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)

シティで今季から9番を付けているジェズスだが、彼はパウメイラスでのデビューから昨季まで33番だった。

その理由はもう有名かもしれないが、彼が敬虔なクリスチャンであり、名前でもあるイエス(ジェズス)・キリストが磔刑に処せられたのが33歳の時であったというもの。

ペトル・チェフ

昨季限りで現役を退いたチェコのレジェンドGK。彼は代表でもチェルシーでも1番だったが、アーセナルに移籍して3シーズン33番を着用した。

その理由について自身は「33番で新しい一章を始めるのは、現在33歳であること、そしてプレミアリーグの出場試合数が333だからだ。選ぶのは簡単だったよ」とコメントしている。

ちなみに彼がこの番号を付けていたため、ムハンマド・アル・ナーニー(現ベシクタシュ)はアーセナルに加入した際、バーゼル時代に愛用した33番を付けられず35番を選んでいる。

ダニーロ・ダンブロージオ(インテル)

彼がこの番号を付けるようになったのは2014年にインテル加入して以来だが、2017年に29歳にしてイタリア代表デビューするなど縁起の良いものになっている。

なお、長友佑都が在籍した当時のインテルは右のダンブロージオが33番、左の長友が55番と、“ゾロ目”の両サイドバックとしても知られた。

塩谷 司(アル・アイン)

中東での活躍によって日本代表に復帰し、今年のアジアカップにも出場した塩谷。彼にとって33番は特別な背番号だ。

プロデビューした水戸では別の番号だったが、移籍したサンフレッチェ広島で「33」を背負い、5年間で3度もJ1優勝を経験。アル・アインに移籍してからもこの番号を愛用している。

ユルゲン・クリンスマン

昨年、日本代表の新監督候補に名前が挙がったドイツの伝説的なストライカーは、「18番」が代名詞であった。

ただ現役最後に所属した1997-98のトッテナムで半年間だけこの「33番」を背負い15試合9ゴールを記録。シーズン終了後に引退している。

ハンス・ハテブール(アタランタ)

今季CLに初出場しているアタランタ所属のオランダ代表DFは、自身のSNSアカウントにこの数字を入れるほど33番を愛する選手だ。

現在25歳の彼は2013-14にフローニンゲンでデビューし、2017年1月にイタリアへやってきたが、その全てのシーズンでこの番号を背負っている。

藤田 義明(ジュビロ磐田)

元ワンギャルの妻を持つことで知られる36歳のDFは、国内の誰よりこの番号に想い入れのある選手かもしれない。

プロ入りした千葉でこそ26番だったが、大分(2006年途中~)、磐田(2011年~)と13シーズン半に渡ってこの33番を背負って戦い続けている。

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