来る11月22日にキャリア14作目となる待望の新作アルバム『ハイパースペース』をリリースするベック。リード曲「アンイヴェントフル・デイズ」が全国ラジオ・オンエア・チャート(洋楽部門、10/21~10/27)で週間1位を記録するなど日本でも期待が高まっている中、本日EP『Paisley Park Sessions(Amazon Original)』をAmazon Music限定でデジタル・リリースした。
タイトルからピンと来た方も多いかもしれないが、この作品は2016年に急逝したプリンスの自宅兼スタジオとして30年以上に渡って数多くのヒットが生み出されたミネソタ州ミネアポリス郊外にあるペイズリー・パーク・スタジオでレコーディングした楽曲を収録したEPである。
今年の初めにペイズリー・パーク・スタジオ側からレコーディングの招待を受けたというベックは、今や“音楽界の聖地”の1つとなっているこのスタジオで、プリンス以外で初めてレコーディングを行い、作品をリリースしたメジャー・アーティストとなった。
収録曲は、2017年発表の前作アルバム『カラーズ』からのリード・トラックで、日本ではDAOKOをフィーチャーしたリミックス・ヴァージョンも制作された「Up All Night」、1996年の5thアルバム『オディレイ』からの1stシングル「Where It’s At」という2曲のベック代表曲に加え、プリンスのヒット曲「Raspberry Beret」「When Doves Cry」「Kiss」「1999」 をメドレーでカヴァーした「The Paisley Experience」という3曲。
また、ベックの公式YouTubeチャンネルではペイズリー・パーク・スタジオで収録されたベックの最新インタビュー&レコーディング時の映像も公開された。11/18(月)には実際のパフォーマンス映像をフルで公開予定とのこと。ベックとプリンスという音楽界を代表する2人のカリスマ・アーティストの邂逅は音楽ファンなら要チェックだ。
■インタビュー&レコーディング時の映像
■アルバム情報
ベック『ハイパースペース』
Beck “Hyperspace”
◎日本盤CD:
発売日:2019.11.22発売
品番:UICC-10044
価格:2,500円(+税)
初回限定特典:ジャケット・アートワーク&タイトル・ロゴ・ステッカー