＜ライブレポート＞UKの3人組ニュー・ホープ・クラブ、完売の来日公演でワールド・ツアーを終了

イギリス出身の3人組ポップ・バンド、ニュー・ホープ・クラブが、11月12日（火）に渋谷WWW Xで初の単独来日公演を行った。

6月に開始しヨーロッパ、UK、アジアの各都市を回った「LOVE AGAINツアー」の最終公演となったこの日のライヴでは、カヴァー曲も含む全15曲を演奏。チケットが早々にソールドアウトしていた会場は、バンドが登場してからステージを去るまで、悲鳴にも近い歓声と大合唱が止むことはなかった。

曲間では「今日は僕たちのLOVE AGAIN ワールド・ツアーの最後の公演。素晴らしいツアーだったし、素晴らしい観客に来てもらえてうれしい。来てくれた一人一人に、本当にどうもありがとう！僕たちにとって大きな意味のあることなんだ」など、何度も感謝の言葉を投げた。

一緒に歌う観客にマイクを向けたり、コミュニケーションも抜群で、カヴァー曲はビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」や、彼らが大きな影響を受けているザ・ビートルズの「抱きしめたい」を演奏し、大きく盛り上げた。ニュー・ホープ・クラブは様々なアーティストの曲のカヴァー演奏動画をYouTubeにアップしている。

11月8日には日本限定CD「ウェルカム・トゥ・ザ・クラブ - EP」をリリース。これまでに配信のみでリリースされていた代表曲と、新曲「Know Me Too Well」を収録。なお、2020年2月には待望のデビュー・アルバムからがリリースされる予定。