ナッツとドライフルーツ生産量がそれぞれ合計450万、330万トンに

ナッツとドライフルーツ生産量がそれぞれ合計450万、330万トンに

INCが2019/2020年の木の実、ピーナッツ、ドライフルーツの生産量予測アップデートと共に最新の世界統計報告を発表

AsiaNet 81502

【レウス、スペイン、2019年11月15日、PRNewswire】 北半球における木の実の収穫量はほとんどの生産地において通常ペースの成長を見せ、量と質の両面でほぼ期待通りの収穫となりました。世界で見た2019/2020年の木の実の生産量は、2018/19年より少し上昇し453万8千トン(殻に入ったピスタチオを除き、穀粒ベース)と予想されています。

今シーズンで最大の収穫量上昇が見込まれている品種は、ヘーゼルナッツとウォルナッツです。ヘーゼルナッツの生産量は前シーズンに比べて15%上昇する見込みで、特に主要生産国であるトルコ他フランスやスペイン等からの収穫量増加を受けて、53万トンに上ると期待されています。世界のウォルナッツ生産量はおよそ96万9千トンになると予測されており、前年比10%の増加となります。これはほぼ全ての生産地で大幅な収穫量増加が見込まれるためです。

世界のピーナッツ生産量は前年とほぼ同じで、4090万トンとなる見込みです。特に中国、インド、アメリカにおいて、前年に比べて大きな収穫量増加が期待されています。

2019/20年の世界のドライフルーツ生産量は約328万3千トンの予測で、2018/19年に比べ5%の増加となります。食卓用ナツメヤシ (9%増加で122万6千トン)、プルーン(9%増加で21万5800トン)、乾燥イチジク (17%増加で15万8500トン)で最大の収穫量増加が見込まれています。

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(日本語リリース:クライアント提供)