イングランド代表DFダニー・ローズは18ヶ月間を残しているトッテナム・ホットスパーとの契約を全うすると宣言。これにより、主力選手の一斉退団の恐れが浮かび上がってきたようだ。
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ローズは先日、2021年6月まで残している契約を更新しないとダニエル・レビー会長に進言されたため、チームに残るのは現在の契約までとコメント。2007年にリーズ・ユナイテッドのアカデミーから参加し、トッテナムで10年以上過ごしたローズの発言が波紋を呼んでいる。ここ数年間レギュラーとしてプレーしてきたローズだったが、ケガや家族の不幸が重なりうつ病になっていた時期を経験。困難を乗り越えて率直な態度を公に示したことで、トッテナムの他の選手も正直な言動に出るのではないかとイギリス各メディアは報じている。
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今季いっぱいで契約が満了となるクリスティアン・エリクセンは、来夏にはフリー退団となり、1月には他クラブと自由に交渉できる。今夏に移籍希望を表明したエリクセンはチーム事情を鑑みて残留となったが、冬の移籍市場でクラブを去る可能性も。トビー・アルデルワイレルドやヤン・ヴェルトンゲンにも同様の事が言え、ローズの行動が他選手に影響を及ぼすのではないかとトッテナムは不安になっている。