宮城県のサーフ事情
宮城県のサーフは大きく3つのエリアに分かれており、仙台市から福島県境まで河川を挟んで北から仙台サーフ、仙南サーフ、県内サーフと南北におよそ40キロの広大なサーフが広がっています。
年間を通してヒラメは釣れますが、1月から3月は海水温がかなり低くなり実質的にはオフシーズン。ヒラメのシーズンは4月中旬から12月中旬くらいまでと言えるでしょう。
魚のストック量は全国でもトップクラスで、地元アングラーだけではなく多くの遠征アングラーも宮城へ足を運んでいます。
今が最盛期!
秋も深まった11月はヒラメの適水温となり、1年の中でも最も釣れる時期です!
連日各エリアで釣果があり、数釣りが楽しめる日もあれば、時には小座布団・座布団が釣れている日もあります。
11月前半の釣果
10月は毎週の様に台風が来たり、大雨が降ったりと、中々フィールドに立てない日が続きました。
しかし、11月に入って天候・海況が安定している日が多く、私も足繁くフィールドに通っております。
状況は各エリア共に良く、3枚・4枚と数釣りができる日や、小座布団や座布団クラスがバタバタと出る日もありました。
私も今月に入り、71センチの座布団ヒラメを筆頭に15枚のヒラメをキャッチできています。(11月15日現在)
月初は緩い潮回りからのスタートでしたが、ヒラメにはこの方が都合が良く、朝マズメはとくに良く釣れました。
大型のヒラメは潮止まり前後の釣果が多く、潮が緩むタイミングで出ることが殆どです。
ベイトはどのエリアでもコノシロやサッパが大半で、メソッドとしてはルアーを問わずにスローな展開がハマっています。
今釣れている私のオススメルアー!
ハイシーズンの宮城県サーフでは、どんなルアーが釣れているのかご紹介します。
ルアーセレクトに困っている方は参考にしてみてください。
ミノー
ミノーは朝マズメのプライムタイムに活性の高いヒラメをテンポ良く獲って行けるので必ず使用してます。
最近特に実績が高いのが、サスケ120裂波(アイマ)。
発売から長く経つルアーですが、抜群のアクションでマズメに連発する日もしばしばありました。
シンキングペンシル
シンキングペンシルは、もはやサーフの釣りに欠かせないルアーの1つとして定着しました。
マズメ・デイ・ナイトと、時間帯を選ばず釣れますし、飛距離も出てスローに誘えるので1つは持っておきたいルアーです。
中でもぶっ飛び君(ジャンプライズ)は抜群の実績を誇り、宮城のサーフアングラーなら必ずルアーボックスに入っていると言っても過言ではないでしょう。
ワーム
ヒラメ狙いにワームは欠かせません。
飛距離はメタルジグやシンペンには敵いませんが、とにかく食わせの力が強いのがワームです。
ヒラメ用のワームと言うとシャッドを思い浮かべる方も多いと思いますが、ここ最近最も実績が高いのがフラッググラブ(バディーワークス)。
グラブはシャッド系ワームよりも低速からアクションすることが特徴です。ここ最近の座布団キャッチ率はズバ抜けています。
メタルジグ
メタルジグもサーフには欠かせないルアーの1つでしょう。
最も飛距離の出るルアーで、広大なサーフをサーチするには持って来いのルアーです。
そんな中でもオフベイト(バディーワークス)は実績が抜群。センターバランスで揚力が強く働くことが特徴です。
つまりは、浮き上がりやすくてスローに巻けるメタルジグなので、シンキングペンシルに近い使い方ができます。
ヒラメはまだまだ釣れる!
宮城県のサーフはまだまだ最盛期!
現在(11月15日)の水温は16度ほどなので、12月に入って12度を切るくらいまでは安定して釣れるでしょう。
しかし、荒天で雨が降ったり、寒気が来て停滞したりすると、ガクッと水温が下がって一時的に渋くなる時もあります。
そんな時は晴天時のデイゲームで潮止まりを狙ってみて下さい。
潮が緩んでから動き出すまでの間が時合いになることが多々ありますよ!
使用タックル
ロッド:プロト10フィート(バディーワークス)
リール:セルテート LT4000-C(ダイワ)
ライン:CAST-8 1号(ゴーセン)
リーダー:剛戦リーダーFC 20ポンド(ゴーセン)
▼アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
画像提供:目黒毅久
筆者の紹介
目黒毅久
サーフのフラットフィッシュがメインですが、シーバス・ライトロック・トラウト ・オフショア等も楽しんでいます。
サポートメーカーはBuddyWorks・GOSEN。宮城県在住。