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宮崎政経懇話会(宮崎日日新聞社、宮日文化情報センター主催)の第392回県央地区例会は18日、宮崎市の宮崎観光ホテルであった。DELTA(東京都)の代表取締役岡田友輔さん(44)が「プロ野球のデータ分析から学ぶ勝てる組織のつくりかた」と題して講演した。
プロ野球のデータ分析を手掛ける岡田さんは、米大リーグが1970年代から統計に基づいて勝敗を分析していることを紹介。技術が向上し、多くのデータを得られるようになったことから、「良い選手の判断基準が打率など結果の数字から、打球速度や打球角度といった打撃の過程の数字に代わった」と指摘した。
データ分析に関わるスタッフへの投資が多い球団が日米で強豪となっていることも説明。「さまざまなデータで業績を分析、検証し合理化を進める手法は、他の業界の経営にも活用できるはず」と強調した。