ライカジオシステムズ、鉄道技術展2019でモバイルマッピング技術などを公開

ライカジオシステムズは、鉄道分野の総合見本市 第6回鉄道技術展2019(Mass-Trans Innovation Japan 2019 11/27~29 幕張メッセ)に出展。

スイスパビリオン内に、線路や鉄道周辺の構造物や空間の測量と現況を効率よくデジタル取得するモバイルマッピング・ソリューション(移動体計測技術)をはじめ、線路の維持管理と改修むけソリューション、用途の広い地上型3次元レーザースキャナーなど、鉄道業界で欠かせない最新鋭の技術・製品を公開する。

今回、同社が公開する技術やプロダクトは下記のとおり。

Leica Pegasus:Two Ultimate
搭載型の移動体3次元レーザー計測システム。点群データに温度情報を重ねることもできるため(オプション)、線路・トンネル内の点検に最適。

Leica SiRailScan
スキャンした点群データから高い精度でアズビルド鉄道網の現況データの抽出・解析を可能にするソフトウェア。電車の運行制御がしやすくする。

Leica RTC360
高速かつ自動合成機能を完備した地上型3次元レーザースキャナー。2分以内でデータ生成が可能。

Leica BLK360
小型で軽量な地上型3次元レーザースキャナー。ボタンひとつでかんたんに操作できることから、測量専門家ではない人も直感的に使える。

Leica CloudWorx CAD プラグイン
使い慣れたCADシステム上で、大量の点群データを直接扱い、効率的な作業を可能にするプラグインソフト。

Leica JetStream
大量の点群を瞬時に表示し、ストレスなくシームレスに点群閲覧を可能にするソフトウェア。

3Dreshaper
使いやすく、あらゆる種類の点群データを多様なアプリケーションむけに処理できる汎用性の高いソフトウェアソリューション。

Leica CityMapper-2
都市部のマッピング目的に特化して開発された世界初のハイブリッド型航空機搭載センサー。

写真上:ライカジオシステムズ
写真下 記事:鉄道チャンネル編集部

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