神奈川県逗子市と葉山町の個性豊かなコーヒー店の魅力を伝えるイベント「逗子・葉山海街珈琲祭」が16日、亀岡八幡宮(逗子市逗子5丁目)で、初めて開かれた。子どもからお年寄りまで、約2千人が来場し、各店こだわりの一杯を堪能した。
イベントは、市内在住でカフェを営む30代の2組の夫妻が企画。2市町の9店舗や地元雑貨店、夫婦と親交のある台湾所在のカフェなどが出店し、会場はコーヒーを待つ行列ができるなどにぎわった。
友人と訪れた女性(35)=同市=は「2年前に引っ越してきたので、ここでお気に入りのお店を見つけて通いたい」と笑顔だった。
発起人の一人で、土曜日限定のカフェを市内で営む庄司真帆さん(30)は「イベント後、早速、店を訪れた方がいるなど、地元店の魅力を知ってもらうきっかけがつくれた。また開催したい」と意気込んだ。