ローマ教皇（法王）フランシスコは24日朝、航空機で長崎空港に到着後、長崎市入りする。午前は松山町の爆心地公園で被爆者らを前に核兵器廃絶のメッセージを発信し、西坂町の日本二十六聖人殉教地（西坂公園）で祈りをささげる。午後は松山町の県営ビッグNスタジアムでミサを執り行い、終了後に航空機で広島へ向かう。
カトリック中央協議会（東京）は各会場の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで生中継する予定。
22日は爆心地公園など各会場で設営作業が進んだ。長崎市は、長崎原爆資料館に「長崎を最後の被爆地に」と記した垂れ幕を掲げたほか、市庁舎に来崎を歓迎する看板を設置した。
爆心地公園と西坂公園は会場設営と撤去のため、23日午後7時から24日午後8時まで立ち入り禁止となる。
