南からの暖かく湿った空気の影響により、県内で25日未明から昼ごろにかけて濃い霧が発生し、幻想的な雰囲気に包まれた。
横浜市内では未明から霧が立ち込め、市街地も一時、見通しがききにくい状況となった。通勤通学の時間帯と重なり、霧の中をゆっくりと歩を進めながら通勤する女性の姿やヘッドライトを点灯させて走る車などが見られた。横浜港では灯台が“霧隠れ”する現象も起きた。
横浜地方気象台は午前4時すぎから同11時40分まで、県内全域に濃霧注意報を発表。市内では同6時、視界が約130メートルまで低下した。