球磨川下りでリラ~ックス 世界女子ハンド・キューバ代表が人吉市内を観光

球磨川下りを楽しむ女子ハンドボールのキューバ代表=人吉市

 女子ハンドボール世界選手権に出場するキューバ代表の選手団が25日、人吉市で球磨川下りを楽しんだ。同市と同市ハンドボール協会が人吉の魅力を感じてもらおうと企画した。

 選手、監督ら21人が2隻に分かれて乗船。4・5キロを約50分かけてゆっくり下った。ニウルキス・モラ主将(25)は「紅葉が美しく、試合前にリラックスできた。いい結果を出せるように頑張りたい」と話した。国宝・青井阿蘇神社と人吉城跡も巡った。

 同日は歓迎セレモニーもあり、中原保育園の園児25人が太鼓を披露してお出迎え。選手らは園児と一緒に写真を撮るなどした。

 市内では、26日にソニーセミコンダクタとの練習試合があるほか、27日には市内小中学生との交流会もある。同市での滞在は29日まで。(小山智史)

熊本日日新聞 2019年11月26日掲載

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