イギリスメディア『Skysports』の解説を務めるギャリー・ネビル氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督のトッテナム・ホットスパー就任は「政略結婚」だと独自の見解を述べた。
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現地時間20日にトッテナムと契約したモウリーニョ監督は、初陣となったプレミアリーグ第13節ウェストハム・ユナイテッド戦で勝利を収め、チームを1月20日以来のアウェイ戦白星に導いた。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得などクラブの復活が期待される中、ネビル氏はトッテナムのダニエル・レビー会長とモウリーニョ監督が目的のために互いを利用しているとコメント。「モウリーニョと契約した主な理由は、ビッグマッチに勝つことよりも収入を守りたかったからだ。そしてモウリーニョは、自身を再評価させる必要があった」と続けている。
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「新スタジアムの建設費支払いやチームの半分の選手が契約面で未確定の今、トッテナムは安定した勝利が約束できる監督を求めていた。モウリーニョもロンドンに留まりたいと考えていたことで、お互いの利害という橋が繋がったんだ。これは政略結婚のようなものだね。2人の会話は冷めたものだし、最終的には両者とも自分自身を擁護するだろう」。