来年度から小学教員試験実技を廃止 小、中併願も可能に

 本県における小、中学校の教員採用試験の受験倍率が過去最低に落ち込む中、県教委は26日、2020年度の採用試験から、小学校教諭を対象にした水泳や体育、音楽の実技試験を廃止し、小、中学校教諭の併願受験を可能にすると発表した。負担軽減などを図り、受験者を増やすのが狙い。小学校教諭については、中学英語の免許所有者は1次試験で加点することも計画しており、本県の教育を担う人材確保へあの手この手でてこ入れを図る。

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