長崎労働局の金成真一局長は26日、長時間労働解消に積極的に取り組む「ベストプラクティス企業」に選ばれた長崎県松浦市調川町の住商エアバッグ・システムズを視察した。
同社はICチップ入りカードによる「勤怠管理システム」を導入。時間外勤務が月間20時間を超えると警告を出す仕組みにするなど長時間労働解消に努めている。看護・介護休暇をそれぞれ最大20日まで有給で取得できるようにして取得率向上も図っている。
同社の兼八(かねはち)晃社長が金成局長にこれらの取り組みを説明し、工場内を案内した。金成局長は「先進的な取り組みをしている。こうした取り組みを広く知ってもらいたい」と話した。