浦上署は27日、電子マネー購入による詐欺の被害を未然に防いだとして、長崎市のセブン-イレブン長崎城栄町店の店長ら3人に感謝状を贈った。
感謝状を受けたのは、店長の上田剛さん(28)、従業員の西田昌子さん(43)と松本香菜子さん(34)。
浦上署によると、10月18日、西田さんと松本さんが同店で1万5千円分の電子マネーを購入しようとした70代男性に理由を質問。「裁判所の手続きに必要な手数料を支払う」と答えたため詐欺を疑い、男性を説得した。報告を受けた店長の上田さんが警察へ通報し、被害を防いだ。
浦上署であった贈呈式では、池園直隆署長が感謝状を手渡した。上田さんは「男性は詐欺を疑う様子もなかったので、店として声を掛けてよかった」と話した。