「科捜研の女」に土門刑事の元妻が初登場! 元宝塚雪組トップ・早霧せいなが好演

12月5日に放送するテレビ朝日系の木曜ミステリー「科捜研の女」(木曜午後8:00)第23話に、元宝塚歌劇団・雪組男役トップスターの早霧せいなが、京都府警捜査一課警部補・土門薫(内藤剛志)の元妻・有雨子でドラマ初出演を果たす。

同作は古都を舞台に、京都府警科捜研研究員・榊マリコ(沢口靖子)が最新の科学鑑定を駆使して活躍する物語。シリーズ20周年を迎え1年間のロングラン放送に挑んでいる同作だが、土門の元妻・有雨子は初登場。土門がかつて結婚していたことは知られているものの、私生活について自ら語ることはまずない仕事一筋の土門の過去が明らかになる。

第23話では、フリーライターの広辺誠児(森下じんせい)が絞殺死体で発見され、臨場したマリコ(沢口)は、遺体の下から1999年12月31日付のチケットを見つける。そして、そのチケットからは、かつて京都府警の刑事だった火浦義正(升毅)の指紋が検出され、その関与が疑われるが、土門(内藤)はそれを否定。火浦は19年前に警察を辞め、その年に死亡していたのだ。しかし、被害者のシャツからも火浦の指紋が検出され、このシャツが今年発売されたものであることから、火浦が今も生きている可能性が急浮上する。また、広辺は1999年の大みそかに発生した「ミレニアム集団自殺」と呼ばれる大学生10人の服毒自殺を調査していたことから、その関連からも捜査は進められた。そして、20年前の事件と土門の過去が交錯し、思いもよらぬ展開に…!

土門の元妻役を演じることとなった早霧は、「20年も愛される人気シリーズに出演できることが素直にうれしかったです」とまずは喜びを表し、「(内藤は)これまでのシリーズで土門薫というキャラクターを大切に作ってこられたと思いますので、そこにきっちり寄り添いながらも、自分の意見をしっかり持つ自立した女性像を意識して演じました」と刑事の元妻という役作りについて語った。

そんな内藤については「温かく包み込むような優しさで接してくださり、安心してお芝居することができました」と厚い信頼を寄せている様子。また、「『本番、スタート!』という声が掛かるとどうしても緊張が増してしまうのですが、内藤さんはどんな現場でも緊張しないとおっしゃっていて、とても驚きました。そのお話を聞いて、私ももっと映像の経験を積みたいと思いました」と現場での先輩・内藤との会話も明かした。

最後に視聴者に向け「これまではっきりと語られてこなかった土門刑事の過去が明らかになります。最後までハラハラドキドキしながらご覧くださるとうれしいです!」と力強くアピールした。

© 株式会社東京ニュース通信社