「鍋料理あるある」、解決のヒントは最新トレンドにあった!

ひと雨ごとに寒さが増す、この季節。夕食に鍋料理を考える人も増えているのではないでしょうか。

しかし、日本の冬の風物詩といえる鍋料理だからこそ、簡単には解消できない2つの悩みも存在します。「いつも決まった鍋になってしまう」ということと、「子供と親で食べたい鍋が違う」というものです。

そんな「鍋料理あるある」を解決するには、どうすればよいのでしょうか。ヒントは、鍋料理の最新トレンドにありました。


トレンド鍋を自宅に取り入れる

楽天がママ・パパ会員向けに展開するメンバープログラム「楽天ママ割」の会員を対象に実施したアンケートによると、「自宅で鍋料理を作る時に困っていること」として、約6割の人が回答したのが「いつも決まった鍋ばかりになってしまう」というものでした。

鍋と食材さえあれば、簡単にそれっぽくできてしまう鍋料理は、いろいろと工夫を凝らすよりも、ついつい安パイに走りがち。だからこそ、いつも同じ鍋になってしまうという悩みは、“鍋料理あるある”の代表例ではないでしょうか。

しかし飲食業界では、客を飽きさせまいと毎年毎年、新たなトレンド鍋を生み出し続けています。そのトレンドを自宅の鍋にも取り入れれば、マンネリ解消の一助になるかもしれません。

ぐるなびのイチオシは「発酵鍋」

ぐるなびが2019年のトレンド鍋に選んだのは、チーズや納豆、甘酒などの発酵食品を用いた「発酵鍋」。発酵食品は代謝を促し、腸の働きを整えるとされ、防寒効果や免疫力アップが期待できるといいます。

実際に、納豆の市場規模やチーズの総消費量は足元で過去最高を記録。ぐるなびのデータライブラリでも、「発酵」の検索数は右肩上がりのトレンドをたどっているといいます。

「発酵」の検索数は2年間で4.5倍に増加

そんな発酵鍋のうち、自宅でも作れて、子供にも喜ばれ、SNS映えも期待できるのが「たっぷりきのこのチーズ鍋」です。具材を敷き詰めた鍋の上に、クリームチーズ入りのクリームをトッピング。メインの鶏肉も発酵食品である塩麹を揉みこんでいて、小さな子供でも簡単に噛み切れます。

鍋に火を入れると、クリームが溶け出し、クリーミーな鍋に変身。SNSでの動画映えもバッチリですが、この鍋のさらにすごい特徴がシメ。最後に卵液を流し込むことで、プリン風のスイーツに変わるのです。

定番×トレンドで子供も喜ぶ

鍋料理をめぐるもう1つの大きな悩みは、子供と親で食べたい鍋が違うという点。たとえば、親世代に好きな人が多い「キムチ鍋」「もつ鍋」ですが、子供はほとんど食べたいと感じていないという結果が、前出の楽天ママ割のアンケートから明らかになっています。

この悩みを解決するのにも、実はトレンドが役に立ちそうなのです。それはズバリ、親世代が好きな定番の鍋にトレンドを掛け合わせるアレンジを加えるというもの。この方法なら、いつも同じ鍋を作ってしまうという1つ目の悩みの解消にもつながりそうです。

楽天が今年の注目鍋として選んだのは、「チーズ鍋」と「カレー鍋」。楽天市場における関連商品の売り上げは直近の2年間で、チーズが約1.5倍、カレーは約2.7倍に拡大しています。

チーズとカレーが今年の楽天のイチオシ

たとえば、このカレーを、子供世代が苦手なもつ鍋に投入。きのこを加えれば、子供もうれしい「きのこたっぷりカレーもつ鍋」のでき上がりです。さらに、シメにチーズを入れれば、リゾットにも変身します。

洋風アレンジで食べ飽きない工夫

トレンドは、何も最新のものだけを追いかけないといけないわけではありません。

過去のトレンドの中にもヒントが?

たとえば、2009年にリコピンが注目されたことをきっかけにブームとなった「トマト鍋」を、すき焼きに組み合わせれば「トマトすき焼き」が完成します。もともと子供も好きなことが多いすき焼きですが、これなら少し洋風でいつもと違うすき焼きが楽しめそうです。

ほかにも、普通のカニ鍋にトマトやバジルを加えれば「イタリアン風カニ鍋」に変わりますし、子供が苦手そうな牡丹鍋にチーズをかけて「チーズ牡丹鍋」にすれば、独特の臭いが中和され、幅広い世代で楽しめる鍋料理に変身してくれます。

ついつい定番に流れてしまいがちな鍋料理ですが、トレンドを押さえてアレンジを加えれば、家族円満のためのツールになってくれそうです。お歳暮などで届いた大量の食材も、いくつかの鍋料理にアレンジできれば、身体にも財布にもやさしい冬が過ごせるかもしれません。

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