この10年間でメジャーを代表する10選手をMLB公式が選出
2010年代のメジャーリーグを代表する選手は……。MLB公式サイトは2010年から2019年までの10年間のベストプレーヤーを発表。エンゼルスのマイク・トラウト外野手、ドジャースのクレイトン・カーショー投手ら豪華メンバーが名を連ねた。
MLB公式サイトは「この10年のベストプレーヤーはこの10人だ」との見出しで2010年代を代表する10選手を選出。ポジションを問わず「彼らはみんな、この10年間を代表する選手だ。我々が決して忘れることがない、そんな選手たちである」と“最強10選手”を紹介している。
トラウトは今季、自身3度目のMVPを獲得。2011年のデビューから圧倒的な成績を残してきた“天才”について、記事では「次の10年もベストプレーヤーリストに入るだろう」と最大級の評価を下している。
その他にはドジャースのカーショー、アストロズのバーランダー、球団初の世界一に貢献したナショナルズのシャーザーらが選出されている。
MLB公式選出の2010年代ベストプレーヤーは?
以下はMLB公式が選出する2010年代ベストプレーヤー。
1 マイク・トラウト(中堅手)
「彼は、次の10年もベストプレーヤーリストに入るだろう」
2 クレイトン・カーショウ(投手)
「2010年は素晴らしかったが、彼の殿堂入り級のシーズンはその翌年から始まった。彼と、トラウトに足りないのは、ワールドシリーズ制覇だけ」
3 ジャスティン・バーランダー(投手)
「ヒューストンへトレードされた後の活躍は素晴らしかった、彼の殿堂入りはほぼ確実」
4 マックス・シャーザー(投手)
「2019年には、7年連続でサイ・ヤング賞の投票でトップ5入りした」
5 ジョーイ・ボット(一塁手)
「過去30年間で、彼ほど、正当に評価されていない選手はいない」
6 エイドリアン・ベルトレ(三塁手)
「多くの人に好かれたプレーヤーで、彼が引退してからは、野球が少しつまらなくなった」
7 ミゲル・カブレラ(一塁手)
「もう以前のようなプレーヤーではない。だからと言って、彼がどんなに素晴らしいプレーヤーだったかを忘れるべきではない」
8 バスター・ポージー(捕手)
「彼が来るまでは、ジャイアンツは、46年間、ワールドシリーズ制覇をしていなかった」
9 クリス・セール(左投手)
「このリストに載っている他の選手のようにア・リーグのサイ・ヤング賞はとっていないが、長い間、独占的な活躍をしたという点では彼に敵う相手は少ない」
10 ホセ・アルトゥーベ(二塁手)
「ロビンソン・カノがこの10年間のWARでは勝っているが、カノは2013年以来ポストシーズンでプレーしていない。ポストシーズンで良い成績を残したアルトゥーベを選出」(Full-Count編集部)