ホテルの屋上に「こたつドーム」 長崎の夜景を満喫

 長崎市立山2丁目のホテル長崎は、8階建て本館の屋上に「こたつドーム」を新設した。冬の澄んだ空の下に広がる「世界新三大夜景」を、温かい“屋内”から楽しめる。

 長崎の夜景といえば稲佐山からの眺望が有名だが、ドームから望む長崎港の姿も圧巻。女神大橋を中心に無数の光点がすり鉢状に広がる。こたつ文化が薄れつつある中、家族連れや訪日外国人に古き良き日本を楽しんでもらおうと、宿泊者向けに今月導入した。

 寒地のかまくらをイメージし「和み」の空間を演出。ビニール製のドーム内に暖房器具を完備した。「寒さ対策は万全。家族もカップルも、大切な人同士がこたつで身を寄せ合い、心も体も和んでもらいたい」と担当者。

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