2019年度の「日本経営品質賞」の受賞組織に、携帯電話の販売等を手掛ける田中電子株式会社（習志野市）が選ばれたことが分かりました。
日本経営品質賞は、競争力ある経営構造への質的転換を図るため、自己革新を通じて顧客の求める価値を創造し続ける組織を表彰するもので、公益財団法人日本生産性本部により設立された日本経営品質賞委員会が1995年12月の創設以来、46組織を選定しています。
最上位の「日本経営品質賞」の他、2009年度より「経営革新推進賞」と「経営革新奨励賞」も設置されていて、今回田中電子は「経営革新推進賞」に選ばれました。
田中電子株式会社は、KDDI携帯電話端末の一次代理店として千葉県を中心に24店舗を運営しています。
提供価値を高めるため、キャリアが設置した評価指数を主体的に活用して「日本一の運営品質」を志向して独自の創意工夫から改革や人材育成に継続して取り組んだ結果、近隣エリアでトップレベルの顧客評価を獲得し、新規店舗の立ち上げや引き受け時には、これまで培ってきた組織能力が効果を発揮しつつある点が評価されました。
表彰セレモニーは来月20日、東京・霞ケ関のイイノホール他で開催される予定です。
なお今年度の日本経営品質賞には熊本県地盤の地方銀行、肥後銀行が選ばれた他、経営革新推進賞には、山梨県で事務用機械器具製造を手掛けるジット、富山県の自動車販売会社ネッツトヨタ富山、東京都のガソリン等販売のヤマヒロが選ばれています。
