ローマ教皇の来日で脚光を浴びた一枚の写真「焼き場に立つ少年」を、四半世紀前に初めて収録・紹介したロングセラー写真集『トランクの中の日本』!

「焼き場に立つ少年」(c)Joe O’Donnell

2017年末、 カトリック教会が定める「世界平和の日」(1月1日)に向けて、 ローマ教皇・フランシスコが全世界に配布を指示して話題になった「焼き場に立つ少年」の写真が、 今回の教皇訪日を機に再注目、 同写真をはじめて収録、 世に広く紹介した写真集『トランクの中の日本』が売れ行きを伸ばしている。

およそ四半世紀前の1995年5月に刊行された本書に収められた57点の写真は、 J・オダネル氏が広島・長崎の惨状を非公式に私用カメラで撮影したもの。 戦争のいまわしい記憶とともに、 トランクの中に封印されたまま、 戦後50年間公開されなかった真実の記録がここに。「核と戦争を考える」ロングセラー写真集だ。

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