香港航空、機内エンタメ提供中止 あすから

香港航空は、機内のエンターテインメントシステムの提供を12月1日より停止する。

香港航空では、全従業員の半数にあたる従業員への給与の遅配が明らかになったばかり。厳しい経営環境に、香港情勢の悪化が追い打ちをかけた。香港国際空港の10月の旅客数は、乗り換えの旅客数は増加したものの、前年比13%減少している。2020年2月にロサンゼルス・バンクーバー線から撤退するほか、札幌/千歳、東京/成田、大阪、沖縄/那覇、ソウル/仁川、海口、杭州、南京、バンコクを結ぶ各路線で減便し、運航規模を約6%削減することをすでに発表している。

機内のエンターテインメントシステムが一斉に利用できなくのは異例で、経営環境の悪化が影響しているとみられる。香港航空では、「提供会社と協力し、できるだけ早くサービスを再開する」としている。

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