杏が「世界遺産」を現地取材!「百舌鳥・古市古墳群」の謎に迫る!!

12月15日放送のTBS系「世界遺産」(日曜午後6:00)では、今年、新しく世界遺産に登録された、大阪府にある「百舌鳥・古市古墳群」を特集。2017年10月から番組のナレーションを担当する女優・杏が、誰がなぜ、何のために巨大な古墳をたくさん作ったのか、日本古代史のナゾに迫る。

杏が訪れた世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」とは、大阪府堺市、羽曳野市、藤井寺市に点在する49基の古墳群。4世紀末から6世紀初めに作られたもので、仁徳天皇陵古墳は世界三大墳墓の一つとされている。杏はまず、「百舌鳥・古市古墳群」で最大の仁徳天皇陵古墳をヘリに乗り空から実感。墳丘長486mもある巨大な古墳のナゾを解いていく。

次に、かつて日本武尊(ヤマトタケル)の墓とされていた、羽曳野市の峯ヶ塚(みねがづか)古墳へ。通常は非公開のこの古墳に杏が上陸。発掘調査以来、ほぼ30年ぶりにカメラが潜入し、実際に発掘した専門家と共に古代人が持っていた「死後の世界観」に迫る。そして、世界遺産には登録されていないが、まるで宇宙船のような当時の形に復元されている珍しい古墳・神戸市の五色塚古墳へ。最後は堺市のいたすけ古墳を、初めてドローンで撮影。市民運動で保護された、文化財保護のシンボルのような存在のこの古墳を、かつてないダイナミックな映像でとらえる。

歴史好きの杏は「古墳の時代というのは謎も多くて、実際に巡ってみると日本のことなのにどこか違う国を旅行しているような気持ちになり、本当に興味深いジャンルだなと思いました」と感想。そして「ただ間違いなく今の国とか、私たちの生活につながる空間がそこにあるような気がして、思ったよりずっと国際的だったりとか、日本の国内でも大きな力が一つの形を成してきたような時代なのかなと思っています。分からないことも多い分、古墳は未来への楽しみなタイムカプセルだと感じました」と一段と興味をそそられていた。

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