吉高由里子が大石静オリジナル脚本ドラマに主演! 真実に人生を狂わされる記者役

吉高由里子が日本テレビ系で2020年1月8日にスタートする連続ドラマ「知らなくていいコト」(水曜午後10:00)に主演することが分かった。世の真実を暴く立場でありながら自分の真実に人生を狂わされる週刊誌記者・真壁ケイトを演じる吉高は「今回初めて記者の役を演じます。これまで取材される側だったのが取材する側に立つので、最近はよくニュースを見るようになったり、ニュースを受け取る側の気持ちを考えたりするようになりました」と記者を演じる中での変化を告白している。

本作は「家売るオンナ」シリーズ(同系)や「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)などを手掛けた大石静氏のオリジナル脚本によるお仕事系ヒューマンドラマ。週刊誌編集部を舞台に、1話完結で、毎回現代社会の時事性の高いトピックスを扱いながら、ケイトが記者としてだけではなく、人として成長していく姿を描き出す。

政治家の不正から芸能人のスキャンダルまで、数々のスクープを世間に送り出す週刊誌「週刊イースト」。壮絶な職場で日々スクープを狙う女記者・真壁ケイトは自信家ながらも母譲りの人ウケのよさと人懐っこさで仕事も恋も絶好調の毎日を送っていた。そんなある日、シングルマザーとしてケイトを育て上げた母が急死。母が最期の言葉で告げたのは、今まで一度も話したことのなかったケイトの父の名前だった。出生の謎と父の秘密に迫る時、人生最大の「知らなくていいコト」にぶち当たる。社会の真実を暴いてきた週刊誌記者が自身の真実を知ってしまった時、彼女はどんな選択をするのか?

謎めいた母の言葉から自身にかかわる驚愕(きょうがく)の真実を知り、自身のアイデンティティーを失っていくケイトを演じる吉高は「プロデューサーも監督も初めての方ばかりなので、新しいところに飛び込んでいく不安もありますが、また新たな景色を見ることができるという期待の方が今は膨らんできています」と心境を語り、「これまでの水曜10時のドラマとは、またひと味違った作品になりそうな予感がしています。ぜひ楽しみにしていてください」と期待を込めている。

また脚本の大石氏は「政治家のスキャンダルや不倫を次々と暴く週刊イーストの編集部で働く辣腕(らつわん)記者のヒロイン。時にトリッキーにさえ見えるヒロインではありますが、その猪突猛進力、絶望からの回復力、思い全開力が視聴者の皆さまの日頃の憂さを爽快に吹き飛ばしてくれることを願って書いています」と物語に込めた思いを明かし、「ヒロインと共に、週刊誌の使命、マスコミの使命とは何かを考えてみたいとも思っています」と作品に向き合っている。

© 株式会社東京ニュース通信社