東村アキコ原作「ひまわりっ ~健一レジェンド~」UMKで2020年春、実写ドラマ化が決定!

UMKテレビ宮崎は、ドラマ「ひまわりっ 宮崎レジェンド」を2020年春に放送すると発表した。同局の開局50周年を記念して制作され、1話15分、全10話の連続ドラマという形で放送する。

原作は、宮崎出身の人気漫画家・東村アキコ氏の「ひまわりっ ~健一レジェンド~」(講談社モーニングKC所載)というコメディー。東村氏にとって、初の週刊&青年誌連載となった作品だ。宮崎を舞台に、主人公・アキコが突拍子もない言動で周囲を困惑させる父親・健一1号と、植物にやたらと詳しい超天然な彼氏候補・健一2号の2人に振り回されながらも、漫画家を目指す姿を描いたギャグ漫画。東村氏本人の実話も交えたストーリーで、ファンの間では彼女の最高傑作とする声も多くあるほど。

そんな“名作”を今回UMKは実写ドラマ化するわけだが、実写ドラマ制作は同局では初めて! 監督はドラマ「忘却のサチコ」(テレビ東京系)や「ムシューダ」(エステー株式会社)のCMなどを手掛けた石井聡一氏。脚本は自身も俳優として活躍する池田鉄洋が池田テツヒロ名義で務める。キャストはまだ発表されていないが、制作陣から既にドラマへの期待値は高まっている。

【原作者・東村アキコ コメント】
「私が宮崎に住んでいた時、土曜日に『さんさんサタデー』(UMKテレビ宮崎)という番組が放送されていまして、毎週とても楽しみにしていました。私のユーモアセンスは、その『さんサタ』によって作られたと言っても過言ではありません。つまり私の笑いの師匠とも言うべきUMKが、『ひまわりっ ~健一レジェンド』をドラマ化すると言ってきてくれました……! 今こそ宮崎県民の笑いのセンスを全国に知らしめる時です!!!!」

【番組プロデューサー コメント】
「2020年に開局50周年を迎えるわれわれが宮崎県民に何ができるのか…。その答えの一つが『みんなが笑って楽しめる連続ドラマを作ろう!』でした。原作漫画『ひまわりっ ~健一レジェンド~』をドラマ化したいと東村先生に打診したところ、快諾いただき、このプロジェクトは動き始めました。さらにキャストやスタッフにも、宮崎へ思いを寄せる人たちがたくさん携わってくれています。ドラマのテーマは“宮崎スタンダード”です。宮崎あるあるネタがたっぷり詰まった超ローカルコメディーで、ドラマを通して宮崎の魅力を多くの人に知っていただくきっかけになればと思います。ローカル局のドラマ制作のハードルは決して低くありません。それでも挑戦するのは、50周年を迎えることができた地元への感謝の思いです。ぜひ家族で楽しんでいただければ幸いです」

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