清野菜名が“父”佐藤二朗と再共演!「まじめな役の二朗さんが楽しみ」

清野菜名と横浜流星のダブル主演でおくる日本テレビ系2020年1月期の連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日曜午後10:30、開始日未定=読売テレビ制作)に佐藤二朗の出演が決定。清野演じるミスパンダと横浜演じる飼育員さんに指令を出す、Mr.ノーコンプライアンス役を演じることが分かった。

物語は、驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダ(清野)と彼女を操る男・飼育員さんと呼ばれる森島直輝(横浜)が、「Mr.ノーコンプライアンス」からの依頼を受け、世の中のグレーな事件に白黒をつける痛快ドラマ。警察やマスコミが触れない「隠れた真相」を最凶バディが忖度(そんたく)なしに容赦なく暴いていく。佐藤演じるMr.ノーコンプライアンスは直輝の能力に目をつけ、グレーな事件にシロクロつける指令を出す謎の人物。週刊誌やワイドショーで騒がれる事件がグレーなまま間違ったうわさや憶測をはびこらせる現状に対し、法律では裁けない真実を暴き出す活動をしているという役柄で、その行き過ぎた正義感には、過去に下した“ある決断”が関係している。

台本読んで「シロでもないクロでもないグレーな部分に突っ込むという、こんな攻めた内容を地上波のテレビでやっていいのか、できるのかなっていうのが最初の印象だった」と振り返る佐藤。「今日から俺は!!」(同系)で親子を演じた清野との共演については「(清野は)役者の垢みたいなのがついてないと言いますか、感じさせないんです。『今日から俺は!!』の時、ひらがなの“な”が5文字『ななななな何を言っているの?』っていうセリフがあったんです。普通、俳優は“な”を律儀に5文字言わないと思うんです。でも清野はしっかりと5文字言うんです。『ななななな何を言っているの?』って。それが抜群に面白かったんです。狙っていない面白さといいますかね。非常にそういう意味で注目している女優さんなので、今回また絡めて非常にうれしいです」と俳優としての資質の高さを絶賛し、再共演をとても喜んでいる。

さらに「この日曜10 時半という枠はオフェンシブな感じの作品が多いので、本当にそれにふさわしく、その中でもちょっとエッジが効いた作品になると思います。企画書を見た時、『これ本当に地上波でできるのかい!』って思ったくらい、地上波ギリギリのところをやろうとしている作品だと思いますので、その辺を見ていただけたらなと感じております」と期待している。

そして清野は「佐藤二朗さんとはドラマでは2回目になります。今回はなかなか会う機会がなさそうですが、どうにかドラマ上で会えたらうれしいなと思っています。そうしたら私も楽しさが増えるので、そういう脚本にしていただきたいです。お願いいたします!」と共演シーンを熱望。続けて「また真面目なって言ったらちょっと言い方が悪いかもしれないですけれど、真面目に、まじめな役をやっている二朗さんを見られるのがすごく楽しみです」とメッセージを寄せた。

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