ナレーター・仲野太賀も驚き! “天才飛行少年”のひと夏の挑戦に密着!!

子どもの“挑戦”や“葛藤”を描くNHKEテレで放送中のドキュメンタリー番組「カラフル!」(木曜午前9:10)では、12月23日に30分拡大スペシャル「カラフル!スペシャル『見とってよ!オレの飛ぶとこ 回るとこ』」(午前9:10)を放送。マリンスポーツの「ハイドロフライト」に熱中する城賀本裕志くんのひと夏の挑戦を仲野太賀のナレーションとともにおくる。

脚につけたボードから水を噴射して、バック宙などのアクロバット技を決める、華やかな競技「ハイドロフライト」。裕志くんはお父さんと二人三脚で世界チャンピオンを目指して特訓中だ。小学生ではとびぬけた実力を持つ裕志くんはキッズクラスでは敵なし。去年の全国大会でもダントツでの優勝だった。そんな裕志くんに驚くべきオファーが舞い込む。小学生としてただ1人、大人が出場するプロカテゴリーで全国大会に出場することになったのだ。相手が大人でも目指すは優勝。そこで裕志くんは、日本ではまだ誰も成功したことのない前回りに1回転する「フロントフリップ」に挑戦することに。しかし、練習は失敗続き。海面にぶつかるのを怖がり続ける裕志くんは、ついにお父さんに怒られてしまう。果たして裕志くんは恐怖に打ち買って本番までに「フロントフリップ」をマスターすることができるのか?

ナレーションを務めた仲野は「裕志くんがかわいらしかったです! 練習でお父さんが『ちょっと成長したな』と声をかけるシーンがあるんですが、裕志くんは『“だいぶ”成長したよ!』と返していて、ものすごくかわいかったです。お父さんとの関係性もすてきですよね。お父さんと一緒にパソコンを見ながらくっついている姿はすごくいとおしいなと思いました。裕志くんは何でも一番じゃないと気が済まない性格で、こういう子は『ハイドロフライト』に限らず、いろんな分野で活躍するんだろうなと思いました」と印象を語った。

また、一番好きなシーンに「新技を練習していてお父さんが裕志くんをしかるシーン」を挙げ、「この優しいお父さんがそういうことを言うんだ!と思いました。お父さんも裕志くんの未来にかけているし、仕事の時間を削って未来に寄り添っているので、『遊びじゃないんだぞ』『自分がやりたいと言ったんだからやり通せ』という指導がよかったですね。そしてそれに応えようと頑張る裕志くんもすてきだし、すてきな師弟関係だなと思いました」と親子関係に魅了された様子。

さらに印象的な場面を聞かれると「家で自分で撮ったハイドロフライトの練習動画を何度も止めて研究して反省しているシーン」と答え、「自分の動画だけでなく他人の動画も見て研究したり、演技でやってみようかなと思いました。普通は自分が出たドラマや映画の動画を見直して、“この目線がいまいち”“セリフ回しがあんまり…”ということはないじゃないですか。こんな風に微調整して、演技のイメージトレーニングをしているというのは俳優業にとっても勉強になりました」と裕志くんの姿から刺激をもらったようだ。

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