来季13年ぶりにJ1を戦う横浜FCの選手、スタッフらが3日、林文子横浜市長を表敬訪問し、昇格を果たした今季の戦いぶりを報告した。奥寺康彦会長、下平隆宏監督のほか、FW三浦知良、同市出身のMF中村俊輔ら4選手が顔をそろえ、2020年シーズンの活躍を誓った。
三浦は「横浜FCがクラブとして地域に密着、貢献しながら育っていくことが大事。自分の好きなサッカーで貢献できることは幸せ」と述べ、市が所有する本拠地・ニッパツ三ツ沢球技場について「改修が必要と聞いている。雨の日はサポーターがびしょぬれになってしまうので、そこも協力してもらえれば」と屋根の設置を要望した。
また、53歳で迎える来季についてクラブと契約交渉を進めていることを明かし、「(更新は)難しいことではない。大丈夫だと思う。毎年グアムから始まる自主トレで、心も体もいい準備をしたい」と宣言。林市長は、「J1でも引き続き応援している。来季以降も大躍進を期待しています」とエールを送った。