米大リーグ通算70勝のトレバー・バウアー投手(28)=レッズ=が4日、神奈川県横須賀市の横浜DeNAベイスターズ2軍施設を視察し、今永昇太投手(26)、京山将弥投手(21)ら投手陣と交流した。
京山とキャッチボールしたメジャー屈指の好投手は「球にバックスピンがかかって伸びてくるね」と高評価。スプリットの握りを教わるなど、ベイの若き右腕に質問を浴びせ「日本人投手はスプリットを得意としている。帰国したら試してみる」と意欲的だった。京山は「僕のへなちょこスプリットでしたが、うれしかった」と恐縮していた。
動画でバウアーの投球フォームをチェックしているという今永は約10分間、投球談議に花を咲かせ「夢のような時間だった」と振り返った。
今永、京山は9日から、バウアーが利用している米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレーニングを行う。「日本でベストの投手に会えてうれしい」とハマのエースと対面を喜んだバウアーは5日に帰途に就く予定といい、「(向こうで)一緒に食事しよう」と再会を約束していた。