ホンダは12月5日、同社が誇るスーパースポーツカー『NSX』に、2020年モデルを設定し受注を開始したと発表した。この新たなモデルには“インディイエロー・パールll”という新色がエクステリアカラーに加わっている。
2016年8月に発表された2代目NSXは『人間中心のスーパースポーツ』という初代NSXが提案したコンセプトを継承しつつ、“新時代のスーパースポーツ体験(New Sports eXperience)”を提供するべく開発されたモデルだ。
車両ミッドには3.5リッターV6ツインターボエンジンが搭載され、ホンダ独自の3モーターハイブリッドシステム“スポーツハイブリッドSH-AWD”との組み合わせによって、高次元のレスポンスとハンドリング性能を実現している。
2018年に発売された改良モデルでは『ドライバーとクルマの一体感が生み出す“操る”喜びをさらに追求する』ということに重点が置かれ、サスペンション各部の見直しや車両制御システムの最適化、外装デザインの変更などが行われた。
そんな2代目NSXに、最新型となる2020年モデルが登場した。同モデルには、改良モデルから設定された“エキサイティングカラーシリーズ”の第2弾として、外装に新色となるインディイエロー・パールllが設定された。
この新たなエクステリアカラーは1990年に発売された初代NSXのインディイエロー・パールにインスピレーションを受けながらも、時代とともにクリアで鮮やかな発色へと進化させ、NSXの世界観、スーパースポーツカーならではの“観る・所有する”喜びをさらに向上させたカラーだという。
新色の追加に関してNSX開発責任者の水上聡は「私たちホンダの大切なスポーツヘリテージをリバイバルさせることで、時を超えて、大切にしてくださるお客様とともに、また新しい思い出を作っていけたらと考えています」と語っている。
2020年型NSXの価格は2420万円(税込)となっており、商談は全国の『NSXパフォーマンスディーラー』で受け付けている。発売時期は2020年4月の予定。
また同モデルは2020年1月10~12日に千葉県の幕張メッセで開催される『東京オートサロン2020』でも展示される予定だ。
車両情報などの詳細はホンダNSX公式ホームページ(https://www.honda.co.jp/NSX/)まで。