鷹が新入団選手発表会見 ドラ1佐藤「開幕1軍」ドラ2海野「甲斐さんに追いつく」

ソフトバンクが新入団選手発表記者会見を行った【写真:福谷佑介】

佐藤は背番号30、海野は甲斐が付けていた背番号62を背負う

 ソフトバンクは5日、福岡市内のホテルで「2020年度 新入団選手発表記者会見」を行い、ドラフト1位の佐藤直樹ら支配下5選手、育成7選手の12名のルーキーが勢ぞろいした。

 ドラフト1位の佐藤直樹から順次、工藤公康監督の出迎えを受けて席につくと、緊張しながら自己紹介。支配下のルーキーは、5人中4人が社会人・大卒の即戦力候補。一方、育成7選手は将来性豊かな高校生で揃えた。背番号は佐藤が長谷川勇也が入団時につけた「30」、2位の海野隆司は甲斐拓也が今年まで背負っていた「62」、津森は同じく中田賢一がつけていた「11」に決まった。 

 佐藤は「柳田選手のように走攻守揃った選手になりたいです。開幕1軍を目指して、ホークスは層が厚く難しいと思いますが、力をつけて頑張っていきたい」と意気込んだ。また、甲斐拓也の背負った「62」を背負う海野は「甲斐選手は自分も目指してきた選手。甲斐さんと一緒にプレーできる。この番号をつけますが、まだ敵わないので追いついていきたい」と語っていた。

 会見に同席した工藤公康監督は「高い目標を持ち、しっかり目標を持って話をできていることにビックリしている。1軍の狭き門に入って1年目から活躍してほしい思いはあります」と、期待を寄せていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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