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新上五島町産の養殖マグロの消費拡大を目指し、町内九つの飲食店や宿泊施設で海鮮丼などの料理を提供するフェアが開かれている。期間中、解体ショーや即売などで、町内マグロをアピールする。24日まで。
養殖業者や飲食店、県、町など約20団体でつくる上五島養殖まぐろ振興協議会主催。フェアは本年度スタートし、夏(7、8月)、秋(10、11月)に続き3回目。食事後にアンケートに答えた人から抽選で地元の特産品を贈る。解体ショーは7、14、21日の午前10時半から、実行委事務局を担う同町浦桑郷のスーパー「カミティ」で開く。
五島うどんや海鮮料理を手掛けるレストラン「島diningとらや」(同郷)は、マグロの赤身と中トロに加え、地元で水揚げされた日替わりの魚介類5種を使った海鮮丼(2500円)を提供。店主の南慎太郎さん(40)は「生マグロの脂の甘みと合わせ、島の魚を楽しんでほしい」と話した。
他の事業者は、割烹扇寿、cafe nanami、麺’sはまさき、ホテルマリンピア(以上、有川郷)、和処よかよ(浦桑郷)、居酒屋優心(青方郷)、若松瀬戸クルージング遊食館、民宿えび屋(以上、若松郷)。問い合わせは、カミティ(電0959.54.2415)。