部下にパワーハラスメントをしたなどとして、海上自衛隊は6日、護衛艦隊司令部の男性3等海佐(38)を停職14日の懲戒処分とした。
海自横須賀地方総監部によると、男性海佐は2018年3月ごろから今年2月ごろにかけて、当時船務長を務めていた護衛艦内で、複数の部下に対し暴言や暴力を含むパワハラをしたほか、自らの業務を部下に任せて職務を怠った、としている。男性海佐は「深く反省し、後悔している」と話している。
同総監部によると、被害者のうち3人から申告があり、発覚した。暴言は人格否定を伴うものだったというが、同総監部は内容を明らかにしていない。被害者にけがや精神疾患の発症などはないという。