Jリーグ年間MVPに横浜M・仲川輝人

横浜F・マリノスFW仲川輝人

 サッカーJリーグの年間表彰「Jリーグ・アウオーズ」は8日、都内で開かれ、今季の最優秀選手賞に、J1リーグ得点王で横浜F・マリノスを15年ぶりの優勝に導いたFW仲川輝人(27)を選出した。

 川崎市出身の仲川は今季リーグ戦33試合に出場。俊足を生かしたドリブル突破でゴールを量産し、チームメートのMFマルコスジュニオール(26)とともに年間15得点をマーク。Jリーグ史上初となる同一チームからの得点王ダブル受賞となった。

  ベストイレブンには、マリノスから仲川、マルコスジュニオールのほか主将のMF喜田拓也(25)、DFチアゴマルチンス(24)を選出。いずれも初受賞で、4人同時に選ばれるのは2003年( DF中沢佑二、DFドゥトラ、MF奥大介、FW久保竜彦 )と並んでクラブ史上最多。また、若手選手に贈られるベストヤングプレーヤー賞には川崎フロンターレのMF田中碧(21)に決まった。川崎からの同賞受賞は初めて。

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