ゆりやんが50年の一途な恋描くミュージカルドラマに主演! 老若男女が踊りまくり!!

テレビ朝日では2020年1月2日に、ゆりやんレトリィバァがヒロインのドラマ「ハゲしわしわときどき恋」(午後11:40、関東ローカル)を放送する。

本ドラマは、“恋をしたら、女子高校生だって、おばあちゃんだって、誰だってピュアになる”をテーマに描く、完全オリジナルのミュージカルドラマ。“高校最後の恋”と“人生最後の恋”が大胆に交錯する超絶ピュアなラブストーリーで、恋が人生にもたらすパワーをコミカルに描き、そこにひとさじのブラックを盛り込んだ新感覚のドラマが展開していく。夫に先立たれケアハウス暮らしの主人公のマチコは、なんと71歳にして高校時代の初恋の相手と再会。しかし、すでに“おばあちゃん”になったマチコは、いまや人生の秋。身体は思うように動かないし、顔はシワシワだし、長いこと女子をサボってたし…いろいろうまくいかないことばかり。50年の時を超え舞い戻ってきたマチコの初恋は、いったいどうなるのか…!?

本作では、ドラマ初主演となるゆりやんが、得意の歌唱力や、キレキレのダンスとツッコミを通して恋に燃える主人公をリアルに熱演。マチコの71歳の姿を演じるのは、名女優・草村礼子。“恋をすると気持ちも見た目も若返る”というセオリーを体現するかのごとく、71歳の“草村”マチコが、大好きな彼と一緒にいるとゆりやん演じる18歳の姿になったり、はたまたそれが戻ったり…。ゆりやんと草村は、単に現在と過去のシーンを演じわけるだけではなく、2人で1人の“恋する女”を作り上げていく。しかも本作は、そんな恋の物語を“ミュージカル”に仕立てるという日本の地上波ドラマとしては前代未聞の試みに挑み、ダンスシーンはほぼ“ワンカット長回し”で撮影。まるで生のステージを見ているかのような臨場感たっぷりの映像になっている。彼らが踊るのは、作品のテーマに掲げた「世界でいちばん熱い夏」(PRINCESS PRINCESS)をはじめとする70、80年代を彩った名曲の数々。全世代が笑顔になる今までありえなかったミュージカルドラマが開幕する。

ゆりやん演じるマチコが愛してやまない“海野クン”を演じるのは、“劇団EXILE”の佐藤寛太。また50年もの間マチコを思い続けてきた幼なじみ・栗田紅葉を加藤諒が怪演する。そして、ケアハウスの介護士・小日向うらら役で島崎遥香が出演する。さらに、海野の71歳を斉木しげる、紅葉の71歳を春海四方がペーソスたっぷりに演じ、横田真悠もフレッシュさ全開で挑む。

本作での初主演について、ゆりやんは「率直に驚きました! “私でいいんですか?”という思いでした。でもミュージカルは見に行くのも遊びでマネするのも大好きなので、めちゃくちゃ撮影が楽しみでした。50年以上も一途な恋愛ってすてきやし、しかも海野クンと紅葉さんという2人の男性の間で揺れる役やなんて…! 内心、そんなシチュエーションに憧れていましたが、実際に目の前で取り合われたら『私のためにケンカはやめてーー』と心から思いました(笑)」と心境を明かした。また演技&ダンスについて「私はいつも自分で書いたコントを披露しているのですが、この撮影で、これまで演技をしているようでしていなかったんだなって痛感しました。素晴らしい俳優さん、女優さんが目の前で演技されているのを見て、一つのセリフでも感情をこめるとこんなに変わるものなんやと感動しました。ダンスはもともと大好きだったので、練習も楽しくてダンスシーンの撮影が終わるのがさみしかったぐらいです」と語り、真剣に取り組んだ様子がうかがえた。

佐藤は「不思議なタイトルですが、めちゃくちゃすてきな作品になると思いました。構成が巧みですし、恋をするのに年齢は関係ないという分かりやすいメッセージがパワフルに描かれていてすてき! “LDH”のメンバーということでこういうお仕事をいただけてありがたかったです(笑)。こういうドラマってなかなかないので、楽しんでやらせていただきましたし、ウチの事務所の看板を汚さないように頑張りました! 恋って生きる原動力なんだなと改めて感じさせてくれる作品。ノーストレスで楽しめる、心に響くドラマです!」と本作への出演を喜びアピールした。

加藤は「僕はこれまで、おじいちゃんおばあちゃんにとって青春時代は過ぎ去ったものなのだろうと勝手に思っていたのですが、年代を経ても青春はずっと続いているんだなと感じました。恋をすると若返るって実際にあるんじゃないかな、とも…。純粋な気持ちを持つ登場人物たちがたくさん出てくる王道の純愛物語です。僕が演じる紅葉さんは70年間マチコさんに片思いをしてきたピュアな人物です。ゆりやんちゃんとはバラエティーで何度かご一緒しましたが、まさかドラマで共演するとは思っていなかったのでビックリ。彼女はこのドラマの世界観にピッタリ合っていて、お芝居もかわいい。僕が恋する相手が、ゆりやんちゃんでよかったなと思っています(笑)」とコメント。

そして島崎は「とても面白いなと思いました! マチコさんのセリフにイマドキの話題がたくさん盛り込まれているのですが、私にも分からない若者言葉もけっこうあったので、特に10代の人たちには面白く見てもらえるんじゃないかな。役作りの参考に介護士さんたちの動画を探して見てみたら、皆さんとってもフレンドリーでお年寄りにも優しく接していたので、なるべく柔らかく聞こえるような話し方を心掛けました。ゆりやんレトリィバァさんは素晴らしい芸人さんだなと思いました。これまでこんなにも毎日撮影で笑った作品はなかったです。常に現場を和ませてくださって、幸せな気持ちにさせてくださいました」と役柄に触れ、本作出演の感想を語った。

© 株式会社東京ニュース通信社