インディカー・シリーズに参戦するエド・カーペンター・レーシング(ECR)は、オーナードライバーのエド・カーペンターとシェアするかたちでコナー・デイリーを20号車のドライバーに起用することを発表した。
エド・カーペンターがオーナードライバーを務めるECR。カーペンターはオーバルレースのみに参戦するため、2019年はロード・ストリートコースのレースをエド・ジョーンズがステアリングを握っていた。
11月末に、21号車のドライバーに若手のリヌス・ヴェーケイを起用することを発表したが、12月9日に20号車のドライバーとしてコナー・デイリーが選ばれたことが明らかになった。
2013年にインディカーデビューを果たしたデイリー。2016、2017年はフル参戦するも、2018年はスポットでの参戦に留まり、2019年シーズンは、アンドレッティ・オートスポーツからインディ500に参戦。さらに代役としてカーリン、アロウ・シュミット・ピーターソンでもドライブし7戦を戦った。
レギュラーシートを獲得したいと語っていたデイリー。カーペンターとシェアするかたちでロード/ストリートの12戦に参戦し、さらにインディ500にも出場する。
インディ500では2018年からアメリカ空軍をスポンサーに参戦していたデイリー。パートナーシップは2020年も継続される。
「アメリカ空軍が再び僕を信頼してくれたことをとても感謝している。フルタイム参戦に一歩近づくことができて、こんなに幸せなことはないね」
「インディアナ州で育った子供として、エド・カーペンター・レーシングでチャンスを得るのは、正しいと感じているよ。このチームは、長年に渡って素晴らしい仕事をしてきた。エドとこのグループに多大な経緯を払っているよ」
「数年ぶりににシミュレーターの時間とテストで準備してシーズンに入れることを楽しみにしている」とデイリー。
カーペンターは、「コナー・デイリーとアメリカ空軍をエド・カーペンター・レーシングに迎えることを誇りに思って興奮している。彼のキャリアの中で、コナーが成長し、成熟しているのを見てきた。アメリカ空軍で働く人たちを代表することは大きな名誉であり、2020年シーズンを誇りに思っているよ」とコメントしている。