秦野市の魅力を発信するフェイスブックのページ「秦野が大好き」に参加する有志が9日、台風19号の義援金約7万円を市に寄付した。
高橋昌和市長に目録を手渡したのは、市内でラーメン店を営む中井町在住の小野瀬幸弘さん(48)、同市渋沢に住むイラストレーター中村千代乃さん(43)の2人。
小野瀬さんらによると、ページには約5500人が参加。それぞれが自分のお気に入りの場所やイベント情報などを書き込んでいる。
10月中旬に小野瀬さんらがページに参加する飲食店や美容院など市内12店に募金を呼び掛けたほか、市内で開かれたイベントでも義援金を募った。
小野瀬さんは「道路の補修や整備に使ってほしい」、中村さんは「復旧が必要な場所で使っていただけたら」とそれぞれ話した。市長は「善意を有効に使わせていただきたい」と感謝した。