オリジナルウェア・グッズの製造販売を行う株式会社プラスワンインターナショナルが、15日に新形態のコンセプトショップ「PRINTONE～PB lab（自分ブランド研究所）～」をオープンする。
同ショップは同社のこれまでのショップやECサイトとは違うコンセプトで、様々なワークショップや体験コンテンツを追加した全く新しいショップだ。既存店舗でもオリジナルTシャツやグッズなどの相談や受付は行っていたが、今回のショップではより消費者参加型の「カスタマイズ」の楽しさを強調したものとなっている。
ショップ内は、自作のTシャツやグッズを作成するためのスペースなどが設けられている。デザイナーが常駐しており、デザイン作成のベースとなるイメージを膨らませるためのスタンプ素材なども豊富で、気軽に自分だけのTシャツを作ることができる。他にも、1階のスペースには、有名デザイナーとのコラボ商品や専用スペースなども設けられている。
また、ショップ内に併設したラボには、加工機も常設されており、その場で商品作成と購入が可能だ。さらに、アパレル業界では初というオリジナルTシャツ販売機も併設されており、3000円を支払い機械のタッチパネルを操作するだけで、約5分程度で、オリジナルのTシャツができてしまう。同機はロケテストも兼ねて同ショップに設置するということで、担当者は「反応を見て他の店舗などでも設置を検討したいです」と話す。
プラスワンインターナショナル代表取締役社長の新開強氏は、今回の新店舗立ち上げの狙いを「オリジナルの文化を体験という楽しさ通して広めたい」と明かす。なお、想定している客層については「今までもかなり幅広い皆さまに、老若男女問わず利用してもらっていますが。それをもっと広げたいですね」と話した。
