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9日の愛川町総合教育会議で、温かい中学校給食を提供するために町が導入を目指す、小学校で中学校の給食も調理する「親子方式」が議題に上った。委員からは導入の効果を期待する意見が上がった。
親子方式は、町が2020年度中の開始を目指しており、5日に開かれた町議会第4回定例会の本会議で、小野澤豊町長が来年3月の町議会定例会に関連予算案を提出する意向を示した。
会議で、委員からは「周囲が頼まないから自分も頼みづらいといった現在のデリバリー方式の課題も解決できるのでは」「全員同じメニューの給食になれば、好物だけでなく栄養のバランスの取れた食事ができる」など、親子方式に賛同する意見が相次いだ。
一方で、重度の食物アレルギーの生徒は弁当を持参できるなど、柔軟な対応を求める意見も出された。
会議では、町教育委員会から、19年度に施設の実施設計を委託、20年度に改修工事や調理・配送業務などの委託契約を結ぶなど、今後のスケジュールも示された。