ジョゼ・モウリーニョ監督が就任したトッテナム。指揮官は1月の補強を否定したが、何かしらの動きはあるかもしれない。
『Mirror』や『Guardian』などを参考にしつつ、冬に獲得しうる補強ターゲットたちを見てみる。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(フリー)
彼はフリーエージェントであり、いつでもどのクラブとサインできる。
イブラはモウリーニョを愛しており、両者は両想いの関係にある。「彼は俺のキャリアに強烈なインパクトを与えた。いまだにスペシャルワンであり、勝者だ」とイブラは語っているのだ。
スパーズはハリー・ケインのバックアップストライカーを必要としている。イブラとの短期契約は誰にとってもいい話のはずだ。
※ただ、モウリーニョ自身はイブラ獲得を否定している。
ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド)
彼はスールシャール監督のもとで寵愛を失っているが、まだ31歳であり、モウリーニョが好む選手でもある。
ムサ・デンベレの退団と怪我がちなヴィクター・ワニャマの停滞によってスパーズの中盤に欠けている経験と鋭さをもたらす人材になるはずだ。
ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング)
この夏、ずっと彼の獲得を狙っていたスパーズ。だが、移籍金で合意できなかった。
とはいえ、選手本人はスパーズ行きにまだ熱意があるようで、モウリーニョの存在はブーストになりえる。
切望していた移籍は実現しなかったが、今季も得点に絡む活躍を続けており、期待を裏切らないパフォーマンスを見せている。
※彼についてもモウリーニョは金額的に無理だとコメント
ナタン・アケ(ボーンマス)
モウリーニョが指揮するチームの特質はソリッドな守備だ。トッテナムはその部分でかなり疑問がある。
アルデルヴァイレルトとヴェルトンゲンは契約満了が近く、2人が退団した場合は守備に大きな穴が開く。モウリーニョのウィッシュリストにおいて、CBは常に高い位置にある。トッテナムはアケを投資として見なしうる。
移籍金は高くなるだろうが、モウリーニョにとってCBの補強ができなかったことがマンチェスター・ユナイテッド時代の大きな不満のひとつだった。ダニエル・レヴィ会長はモウリーニョのご機嫌をとろうとするはずだ。
※ただアケは先日のリヴァプール戦で負傷してしまった
マルアヌ・フェライニ(山東魯能泰山)
マンチェスター・ユナイテッド時代のモウリーニョがある意味で最も重用した選手だろう。
反則級の最恐ヘディンガーとして、プレミアリーグのDFたちを震え上がらせたフェライニ。昨年末にモウリーニョがユナイテッドを去ると、それを追うように彼も翌2月に中国へと去って行った。
ベルギーメディアによれば、中国でのシーズンを終えたフェライニにモウリーニョは直接連絡をとったという。1月の移籍市場でプライオリティを置いているのは彼の獲得だとも伝えられているが…。