豪姉妹都市と市内の中学生 こま絵付けなどで交流

佐世保独楽の絵付けを体験するコフスハーバー市と佐世保市の中学生=佐世保独楽本舗

 長崎県佐世保市の姉妹都市、オーストラリア・コフスハーバー市から、青少年交流事業の一環で中学生5人が佐世保市を訪れている。15日まで地元中学生の自宅にホームステイをして日本文化に触れ、交流を深める。
 2004年に始まった。コフスハーバー市の小中高一貫校、ビショップ・ドルイト学院の中学生は8日に来日した。佐世保市からは、8月にコフスハーバー市を訪ねた市立清水中と聖和女子学院中の生徒5人が参加。学校行事や市内見学を楽しんでいる。
 11日は、島地町の佐世保独楽(こま)本舗で佐世保独楽の絵付けを体験。思い思いの図柄を描き、絵の具で色とりどりに仕上げた。初めてのこま回しにも挑戦し、うまく回せるようになった生徒もいた。
 聖和女子学院中3年の川尻優希乃さん(15)は「積極的に英語で話し掛けることができるようになり、成長を実感している。いい経験になった」と話した。

© 株式会社長崎新聞社