対馬行きORC機 不具合で引き返す 出発10分後、気圧異常

 長崎空港から対馬空港に向かっていたオリエンタルエアブリッジ(ORC)の機体が12日、客室内の気圧を調整する機器に不具合が生じ、長崎空港に引き返した。気圧が通常より低くなったが、乗客29人に体調不良を訴える人はいなかった。
 ORCによると、長崎空港を出発した約10分後の午前8時半ごろ、気圧の異常を知らせる警告灯が点灯し、不具合が発覚した。この影響で同便と折り返しの計2便が欠航となり、機体は部品交換後に運航を再開した。

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