交通安全願い、園児が〝餅つき〟 横須賀

米海軍横須賀基地の関係者と餅をつく園児=市役所前公園

 年末の交通事故防止運動(11~20日)の一環として、交通安全を祈願する餅つき大会が12日、横須賀市小川町の市役所前公園で開かれた。横須賀安全運転管理者会(小池克彦会長)の主催。

 餅つきは毎年恒例の行事で、同市や横須賀署、米海軍横須賀基地の関係者、近くの市立諏訪幼稚園の園児らが参加した。小池会長は「年末に向け事故を起こさない、遭わないようにし、笑顔で新年を迎えられるよう祈ってお餅をついてほしい」とあいさつ。園児らは大人と一緒にきねを持ち、「よいしょ」との掛け声に合わせて餅つきを楽しんでいた。

 交通安全を呼び掛けると共に、交通遺児奨学金のための募金活動もした。募金に協力した市民らには、つきたての餅を入れたお汁粉が振る舞われた。

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