「間違いだらけのクルマ選び 2020年版」発売|ヤリスvsフィット、EVに暗雲? など見どころ満載

「2020年版 間違いだらけのクルマ選び」島下泰久 草思社

EVと自動運転に暗雲…どういうこと?

100年に一度のクルマ変革期といわれて、はや数年。いよいよここにきて、各社の、特に日独のメーカーの生き残り戦略に違いが表れてきた。

今期、国産メーカーからは走りの基本性能や魅力的なデザインで「クルマっていいな」と思わせる秀作ニューカーが次々デビュー。

一方、ドイツ勢からはEVが大量デビュー。特にフォルクスワーゲンは2025年までに年間最大300万台のEVを生産するという急激なEVシフトを公言している。

日独に明らかな方向性の違いが感じられるが、それでいて、日独共通なのは自動運転熱が急に冷めてしまったこと。この裏で一体何が起きているのか?

そして、そんな中登場したニューカーはいいのか、ダメなのか!?

「間違いだらけ」のクルマ界の今を浮き彫りにする1冊だ。

「間違いだらけのクルマ選び」2020年版の主な内容

トヨタ ヤリス HYBRID G(ボディカラー:コーラルクリスタルシャイン×ブラック2トーン/プロトタイプ)|トヨタ ヤリス HYBRID G(ボディカラー:コーラルクリスタルシャイン×ブラック2トーン/プロトタイプ)|トヨタ新型コンパクトカー「YARIS(ヤリス)」 WORLD PREMIERE(2019年10月16日)
ホンダ 新型フィット HOME 東京モーターショー2019

第1特集:ヤリス vs フィット

2020年2月、そろって世代交代の国産コンパクト両雄を、早速比較!

第2特集:トヨタとVW、ベストセラーカーの未来

世界屈指の最量産車種同士の闘いに、異変あり。カローラvsゴルフ&ID.3

第3特集:マツダは本当に危機なのか?

危うげに見えるほど強気の、攻めの改革。その裏にある、自身の根拠とは?

2020年版の指摘

■ドイツ勢の急激なEVシフトは非現実的だ

■メーカーも誤算。自動運転は簡単じゃなかった

■日本発。人間中心のクルマ進化「シート革命」

■モーターショーの復権が“東京”から始まった!

■VWはゴルフをフェードアウトさせるつもりか

2019年版の予想は当たっていた!?

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