EVと自動運転に暗雲…どういうこと?
100年に一度のクルマ変革期といわれて、はや数年。いよいよここにきて、各社の、特に日独のメーカーの生き残り戦略に違いが表れてきた。
今期、国産メーカーからは走りの基本性能や魅力的なデザインで「クルマっていいな」と思わせる秀作ニューカーが次々デビュー。
一方、ドイツ勢からはEVが大量デビュー。特にフォルクスワーゲンは2025年までに年間最大300万台のEVを生産するという急激なEVシフトを公言している。
日独に明らかな方向性の違いが感じられるが、それでいて、日独共通なのは自動運転熱が急に冷めてしまったこと。この裏で一体何が起きているのか?
そして、そんな中登場したニューカーはいいのか、ダメなのか!?
「間違いだらけ」のクルマ界の今を浮き彫りにする1冊だ。
「間違いだらけのクルマ選び」2020年版の主な内容
第1特集:ヤリス vs フィット
2020年2月、そろって世代交代の国産コンパクト両雄を、早速比較!
第2特集:トヨタとVW、ベストセラーカーの未来
世界屈指の最量産車種同士の闘いに、異変あり。カローラvsゴルフ&ID.3
第3特集:マツダは本当に危機なのか?
危うげに見えるほど強気の、攻めの改革。その裏にある、自身の根拠とは?
2020年版の指摘
■ドイツ勢の急激なEVシフトは非現実的だ
■メーカーも誤算。自動運転は簡単じゃなかった
■日本発。人間中心のクルマ進化「シート革命」
■モーターショーの復権が“東京”から始まった!
■VWはゴルフをフェードアウトさせるつもりか