地域新電力で特別委 延岡市議会

 延岡市議会は13日、読谷山洋司市長が設立を目指す地域新電力会社について審議する「地域新電力事業調査特別委員会」を設置した。事業化の可能性を調査した民間企業の報告を受け、読谷山市長が示した事業方針や収支見通しなどを精査する。
 特別委は委員8人で構成。委員長に稲田雅之議員(自民党きずなの会)を選任した。今後、新電力会社の運営体制や出資構成、電源の調達方法などについて審議し、先進自治体の視察なども含めて検証していく。
 同日の本会議は、2019年度一般会計補正予算1億4472万円など30議案を可決して閉会。一般会計総額は604億5051万円となった。市民団体が提出した議会のインターネット動画配信を求める陳情は、議会活性化特別委員会が前向きに進めることを決めた上で継続審査とした。

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